幼児と文章読解をすると面白い

息子が6歳になってすぐ、小学一年生の文章読解のドリルを買いました。

幼児にはちょっと難しかったので今は毎日の勉強には使っていませんが、面白いな~と思ったので書いてみます。

答えを聞くことで子供の成長度合いや考えていることが分かりました。

使ったのは読みやすい朝5分ドリル

まず、私が買ったのは息子がお気に入りだった算数のドリルの国語版、「朝5分ドリル小1文章読解」という問題集です。

「だれがどうするをよみとる」とか「ようすをよみとる」、「じんぶつの気持ちをよみとる」など、読み取らせる内容ごとに8~10ページずつ問題が作られています。

文節ごとにスペースが入っていることもあり、普通の本より読みやすいようです。

問題文は文字数が少ないこともあり、普段から文字に親しんでいれば読み切れる文章量だと思います。6歳児でも飽きることなく最後まで音読できました。

問題数が3問ずつと少ないため、2分程度でサックリ終わります。

うちの息子は事実関係は把握できるものの、他人の気持ちが全く抜き出せないことが分かりました。

笑った文章読解

こんな文章がありました。

おかあさんが、かいものに 出かけました。こういちは、さびしかったけれど ~中略~ おなかが すいたので、クッキーを たべました。

朝5分ドリル 25ページより

この初めのころを読んでる時は「え!お留守番なの!?寂しい!お母さん早く帰ってこないかな」とか言っていたわけです。

こういち君の気持ちが自分のことのように分かるのね。なんて思いながら音読を聞いていました。

ところが。

問題:るすばんを する こういちは、どんな 気もちでしたか。

息子「答えは、早くクッキー食べたい!

さっき寂しいって言ってたじゃん!音読したとき!おやつが出てきた瞬間から、頭の中はおやつでいっぱいなの!?

もう一度問題文を読ませても、正解のさみしいは出てきません。

息子「答えは、おやつ楽しみ!

私「それって、だい君の思ったことだよね?問題にあるこういち君はなんて思ってる?(さびしかったという部分を赤鉛筆で指して)」

息子「おやつ楽しみ!」

私「そ、そうだね…確かに、おやつは楽しみとも思ってるかもしれない…」

笑ってしまいました。

このままでいて欲しいと思った文章読解

笑った話だけだと息子のメンツ的にアレなので、へぇぇ…って思った時のも。

こんな文章がありました。

ふたりの どろだんごを くらべて みると、まことの ほうが かたちが きれいでした。たけしは、くやしく なりました

朝5分ドリル 24ページより

問題:まことの どろだんごのほうが かたちが きれいだったので、たけしは、どんな 気もちに なりましたか。

息子「答えは、スゲー!

私「え?」

息子「スゲー!って思った!」

6歳の息子は、まだ他人と比べて出来の良さを妬んだりする気持ちが無いのかもしれません。それ自体はいいことなのですが…。

これも、もう一度文章を読ませて、答えになる部分を私も復唱したうえでさし示しても、答えは変わりませんでした。

息子「だって、きれいなんだよ?光ってるし!(挿絵)スゲーじゃん!」

私「そうだね、確かに凄いね…」

今後に期待

私は、どちらも正しい答えを理解できるまでは教えずに終わりました。

早期教育的にも、子供の心の成長を促す意味でも、本当は言葉を尽くして説明して、他人の気持ちをくみ取れるようにした方が良いのだと思います。

でも、私は、まだ幼児だしいっかぁって。

問題を解く上では間違いですが、どっちの登場人物も息子と同じことも思ったかもしれません。これらの問題に正解するのに必要なのは、厳密には「人物の気持ちを読み取る」能力ではなく「出題者が設定した気持ち部分を抜き出す」能力ですよね。

小学一年生になったらできるようになるかもしれないし、息子の心の成長度合いが少しわかっただけでも十分かな。

うちの息子にはまだ文章読解は早いのでしょう。とりあえずこのドリルはお蔵入りにし、漢字のドリルに切り替えました。漢字ドリルはスムーズにできました。