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小学校前の5歳ごろにおすすめの育児本(2023/11追記)

育児

私は上の子が5歳頃は1年に35冊超、平均すると1か月あたり3冊くらいの本を読んでいました。

下の子のために育児本を読んで思うのは、本を読むごとに人生が少しずつ変わり、育児本は私の子育ての基でもあるということです。

ここでは実際に私が読んだ本の中から、小学校に入る前後、子育てが大きく変わる5歳頃におすすめな本をまとめました。

本を読むたびに追記しています。

超使える『頭がよくなる子どもとの遊びかた』

頭がよくなる子どもとの遊びかた』という本は題名そのままに、子どもの能力を伸ばす遊びを紹介している本です。

読んだ率直な感想は…こんなに沢山いい遊び方があるんだ!驚き!って感じです。

どれもすぐに取り入れられる簡単な遊びばかりで、実際に幾つか遊びに取り入れていて、子供が喜んで遊びつつ効果を実感できています。

地図や地球儀を使うなど、やったことのある遊びもそこそこあるものの、なるほど!と思う遊びの方が多くありました。それぞれどんな能力が伸びるか具体的に書いてあるのもポイントです。

取り入れた遊び

新しく取り入れた遊びはこちらで、どれも息子のくいつきがハンパなかったです。

  • 数とばし遊び
    2つ飛ばし、5つ飛ばしなどを一緒に数える(後日ドリルでも役立ちました)
  • 数え下げ遊び
    1~100まで数えたら、100から下がっていく(お風呂上り前に取り入れました)
  • さかさ言葉遊び
    「いるか→かるい」などの逆さ言葉を日常に取り入れる
  • 言葉つなぎ遊び
    紙に言葉を書いて、好きな文字からしりとりのように言葉を足していく
  • 1本線書き遊び
    親が線を書いた後を追ってきてもらう(30分でも続きました)
  • 交互読み聞かせ
    親子で交互に絵本を読む

数を言っていく遊びは、例えば15などをすぐには言わず「じゅーーー」と伸ばして子供の答えを待ちます。子供の言えた!という経験を大切にするのがコツのようです。

書く系統は大きい紙がやりやいため、お絵かき用にとっておいた大判のカレンダーの裏の白い面を使って遊びました。

令和の子育てが分かる『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』

内容ごとにOKパターンとNGパターンの4コマがページの左側にあり、『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』はサラッと読めます。

上の子は自己肯定感が育っているけれど、下の子はまだまだこれからだな…と思わされました。

子どもの言動をうまく言葉に置き換える方法がたくさん載っていて、ためになります。

例えば、兄弟げんかなら明らかにどちらかが悪くても親は通訳に徹して「お兄ちゃんはどうしたいの?」とか聞き、続くようなら条件をつけていくとか。

幼児が叩いたら手を握って叩けないようにしてから目を見て穏やかな顔で「どうしたのかな?今日はもっと遊びたいのかな?」など気持ちを代弁するとか。

あと、何か悪いことをした時に夫に愚痴っているのは「間接的に叱る」に該当する、子どもにとって良くないことなことも分かったので気を付けようと思います。

早期教育が理解できる『東大に入る子は5歳で決まる』

早期教育の有用性を分かりやすく書いてあり、どれも確かに全くその通り!と思う内容でしたが、私には無理だなー。って思うところも。

「東大に入る子」は5歳で決まる』は子供の人生を豊かにするために「小学生になる前に(できれば根拠のある)自信をつけさせる」ことをすすめています。

自信のよりどころは別に勉強じゃなくても良さそうですが、勉強がよりつぶしが効くから勉強を選ばせる感じです。

勉強により勝ち癖をつけてあげるのが大切なようです。

確かに、勉強を楽しんでやっている息子は「僕お勉強得意だよ」とか自信がついていて、今も自己肯定感がバッチリです。

ただ、「ドリルを買い与えて子供任せにしても得られる効果は多くありません」と私のやり方はぶった切られています。確かに、好きにやらせるドリルによってしっかりした学力がついた気はしません。

入学前の不安解消に『小学校前の3年間にできること、してあげたいこと』

幼児のうちに先取り教育はせず、ドリルを使わずに以下のことが出来るようにしておこうという内容の本です。

  • ひらがなとカタカナ
  • 漢字の読み
  • 足し算
  • 椅子に座っていられる
  • 時計の長針が読める

このようなことを日常生活で子供にどう教えるか、簡単な方法について書いてあります。

上記の『頭がよくなる子どもとの遊びかた』と近い方針で、これが理想的な子育てなんだろうなって思います。

お箸の練習方法として「おやつをお箸で食べさせる」というのが紹介されていたので早速取り入れてみました。市販のスナック菓子を子供に選ばせて、毎日お箸で食べています。

食事時に普通のお箸を与えると「たべにくーい」「つかめなーい」と文句ばっかりですが、お菓子なら頑張ってつかむのですね。しかも、意外とお箸でスムーズに食べていてびっくり。

小学校入学前に読むのにぴったりです。

息子の考えが分かる『お母さんのための「くじけない」男の子の育て方』

幼児期、小学校低学年、中学年…と分けて、男の子の特性をうまく説明してくれている、面白い本です。

うちの息子は将棋やオセロなどのゲームが好きなのですが…負けるとキレて怒り出したり、部屋のすみっこに行って泣きだしたりと、面倒くさい一面があります。

なのに、ハンデをつけるのは嫌がるし。

『お母さんのための「くじけない」男の子の育て方 』のお友達との遊びについて書いてある部分に、この件について納得する理由が載っていました。

始める前には、誰一人自分が負けるとは予想していませんし、勝つイメージしかないのです。「相手を打ち負かし、勝利に酔いしれる自分の図」これだけが存在しています。~中略~「勝つのは俺ただ一人!」と全員がそう思っています。そんなわけないのに。

お母さんのための「くじけない」男の子の育て方』109ページより

なるほどー!って感じですよね。始める前には息子は自分が負けるとは全く思ってないのですね!だから負けると予想外すぎて…キレてしまうと。

成長に必要なことでしょうし、うまく負けを飲み込めるようになってほしいものです。

その他にも、思わず笑いだしそうな「あるある!」とか「わかるー!」とかいう内容が多く、なんで傍にいるのに大きな声でお母さんを呼ぶのかなんて内容もありました。

読みやすいし、ためになるし、『お母さんのための「くじけない」男の子の育て方』は手元に置いておいて息子が大きくなるごとに、節目節目に読み返したい本だと思いました。

能医学の見方からは子育てにどんなコツがあるのか興味があったため『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ 』を読みました。

何歳で何をしたら良いか分かる『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ 』

脳が成長する場所から考えて、「賢い子」に育てるためには何歳で何をしたら良いかが具体的に書いてある本です。

ちなみに、「賢い子」≠「成績が良い子」であり、早期教育的な内容ではありません。

賢い子は勉強が出来る子にもなりやすいけれど、賢い子にするために「好奇心」を育てることを最重要視しています。

好奇心を育てるための最適なツールとして図鑑があり、そこから親が現実に結び付ける努力をすることでどんどん好奇心が強くなるとありました。

小学館の図鑑NEOのDVDは、図鑑と現実の結びつきに役立っていると思います。初めはDVDなんて要らないのにとか思っていましたが、付録のDVDはやっぱり大事だと思いなおしました。⇒花の種類を調べるのには小学館の図鑑NEO花とNEO植物のダブル使いがオススメ

今のところ私なりには付属のDVDの他

  • 植物図鑑・花図鑑→その辺の草花
  • 恐竜図鑑→博物館
  • 人間図鑑→アニメ働く細胞
  • 魚図鑑→水族館
  • 宇宙図鑑→望遠鏡

あたりを結び付けているけれど、他に何が関連付けられるか考え中です。

5歳を過ぎて図鑑に興味を持っていない子の場合はどうしたらよいかなども載っているため、図鑑に興味を持たせたいと思っている方にもおすすめです。

イマドキを知るなら『AI世代のデジタル教育6歳までにきたえておきたい能力55』

AIという言葉を頻繁に聞くようになり、何かしておけることはないか知るため『AI世代のデジタル教育 6歳までにきたえておきたい能力55 』を読みました。

AI世代の子供におすすめのアプリや便利キットの紹介など、実際に取り入れやすい内容が豊富な本でした。

ただ、著者の8歳の長男君が「Scratch難民」と呼ばれる「Scratch」というアプリの次に移行できない状態という点が気になりました。折角アプリでAI能力を育てても8歳で頭打ちになるのでは…。

私はまだスマホやタブレットを子供に与える気はないため「論理的思考術を育てるのにおすすめの対話方法」を取り入れたいと思いました。

論理的思考術を育てるとして紹介されていたのは次の5つの問いかけです。

  • 要するにどういうこと?
  • 例えばどういうこと?
  • 他にはどんなことがあるの?
  • なぜなの?
  • どうすればいい?

P102より

「どうしたらいいと思う?」とか「なんでだと思う?」あたりはよく使っていたのですが、要約させたり例を挙げさせたりする会話はしたことがなかったため、使ってみようと思います。

また、子供にスマホを与える前のルール決めに役立ちそうな情報も載っていました。

  • バンダイナムコゲームス 小学生向けネットリテラシー教育
  • 東京都教育委員会 SNS東京ルール
  • ミッキー ふれんずとネチケットを学ぼう

小学校になったらゲームをさせても良いと思っているので、各ページに目を通しておこうと思います。

短時間で読みやすい『子育てベスト100』

100も方法が載っていたら読み途中でダレちゃいそうですが、一昔前のいかにも「本」って感じの本とは違い、かなり読みやすい本で一気に読めました。

重要な部分に水色マーカーが引いてあったり、ブログでも読んでいるような感じでした。

100もの方法が載っていたため、人それぞれにピッタリの内容がいくつもありそうです。

私が参考にしたいと思ったのはこの3つ。

  • 05 スキンシップを大切にする
  • 58 瞑想する
  • 60 本で囲む

十分なスキンシップ効果は一生続くそうなので、いまだにスキンシップが大好きな息子に思う存分しておきたいところ。

スキンシップを大切にする

具体的なスキンシップ方法が載っていました。

  • 手をつなぐ
  • ハグ
  • 頭をなでる
  • 肩や背中をポンと叩く
  • ハイタッチ
  • こちょこちょ

こんなに種類があるのですね。

うちでは上の二つ、手をつなぐのとハグしかしていなかったので、下の4種類も取り入れることにしました。

「よかったね」とか「よく頑張ったね」とか言い、手のひら全体を使ってしっかり触れるといいらしいです。

下の子が生まれてからはスキンシップが足りないと息子に思われているみたいだし。

ちなみに、スキンシップの効果が高まるのは夕方以降だそう。

朝からハグしたり、お出かけで手をつないだりだけでなく、寝る前のハグや夜の頭なでなでを追加しようと思います。

ということで実践したのですが、寝る前にハグすると、いつになっても寝てくれませんでした。下の子と言い合いになるし。

こちょこちょは、すっっっごい大声で笑うので、これまた難しいけれど、スキンシップはなんとか頑張っています。

瞑想する

私はしばらく前に瞑想にハマっていました。⇒『最高の休息法』を読んでマインドフルネスを試してみた

瞑想≒マインドフルネスであり、ゆっくり座って呼吸を意識し3分間過ごすだけでOK。

この簡単な瞑想は、同じ時間に同じ場所でするといいとのこと。

子どもにストレスをもたらす最大の原因は親のストレスとのことなので、積極的にやっていきたいところ

子どもと一緒にもやってみました。

何日かはできたのですが、次第に嫌がるように…。

小学生男児にじっとさせるのは難しかったようです。

本で囲む

子どもが一ヶ月に読む本の冊数は、両親が読む本の冊数にほぼ比例するそうです。

私は本が好きですが、すぐに読み終わっちゃうためあまり本を買いません。

試しに「インプット大全」とかを私の棚に置いておいたら、息子が読みたがりました。

その他にも私の本棚に置いておいた本は次々と読んでいる様子。

確かに本で囲むのは良い方法でした。

今回はこの3つを参考にしましたが、沢山の内容が載っていて、手元に置いておきたい1冊だと思いました。

勉強に遊び要素を取り入れる『楽しく遊ぶように勉強する子の育て方』

6歳の息子は今のところ「おべんきょうたのしー!」と言いますが、この先どうなるのかわかりません。

なので、少しでも楽しい期間が続くようにと思い『楽しく遊ぶように勉強する子の育て方 』を読みました。

「勉強」にどうにかして「遊び」的要素をプラスする方法が書いてある本でした。

確かに遊び的要素を盛り込んではいますが、勉強要素が強すぎて遊びに重きを置く私は使いにくい印象です。小学校の国語の先生とかが授業に取り入れるために参考にできそうな感じ。

ただ、付録として部首ポスターがついていたりするので買っても損はなさそうです。

おすすめしない本

ちょっと辛辣な感想になるかもしれませんが、題名にとっても惹かれて最後まで読んだけどおすすめしない本も載せておきます

子供の脳は5歳までに準備しなさい

最近の母親向けに書かれた本が、分かりやすくて見やすいからでしょうか。とにかく、読みにくい本でした!例えて言うなら、興味のない教科の高校の教科書を読んでいるような感じというか。

52個も方法を羅列しなくていい気がします…。0歳の子供を育てる保育士さんとかが読むといいのかもしれません。5歳児を持つ母親が読むには適さない本だなと思いました。

5歳までにやっておきたい本当にかしこい脳の育て方

本当にかしこい脳の育て方は、ダメと言わずいつも笑顔で子供の邪魔をしないこと!というある意味みもふたもない内容でした。

男の子はスポーツ、女の子はごっこあそびが適していて、好きなことはとことんやらせ、私たち親から見ると意味がないと思える事にも時間をたっぷり持たせてあげよう。という感じでした。

子ども格差の経済学

本の帯に「親と社会ができることを提言する」とありましたが、この本は政策提言や世論に訴える部分が多く、母親向けの育児本ではないと思いました。

低所得者の子供は塾に行けず学力が低く大学進学しにくいみたいに述べられていますが、だから母親はどうしたらよいのか?はほとんど書かれていません。ちょっと読みにくいし…育児本としてはおすすめできません。

5歳は息子が勉強が好きになった頃です。⇒幼児用ドリルを使って5歳児を勉強好きにさせた方法

書き取りとか勉強らしい勉強を無理にさせようとすると「勉強嫌い!」と反抗する息子ですが、それ以外の時は「勉強とか簡単簡単~!勉強好き~♪」とか言う子に育っています。

勉強の環境を整え始めるのも良い頃なのかな、と思います。⇒お勉強ブームを到来させた幼児用ドリル選び

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