育児本としてはおすすめできない『子ども格差の経済学』を読んだ感想

『子ども格差の経済学』を読んだ短い感想です。

子ども格差の経済学

本の帯に「親と社会ができることを提言する」とありましたが、この本は政策提言や世論に訴える部分が多く、母親向けの育児本ではないと思いました。

低所得者の子供は塾に行けず学力が低く大学進学しにくいみたいに述べられていますが、だから母親はどうしたらよいのか?はほとんど書かれていません。

ただ、データがふんだんに盛り込まれていて読みごたえはあります。

例えば、p43に「通塾別に見た学習時間と平均正答率(6年生)」というデータがあります。父親が大卒だと~が述べられてるのですが、私は別の事が気になりました。

「復習系」の塾に通っている子は塾に通っていない子より勉強時間が長いのに正答率が低いのです。

つまり、復習系の塾は子供の自由時間が減りお金がかかる割に学力は下がって無駄!ってことですよね…。

こんな感じに子育てについて考えるには使える本だと思いますが、ちょっと読みにくいし…育児本としてはおすすめできません。