親の覚悟を問う『中学受験基本のキ!』を読んだ感想

中学受験について全く知らないことに気づいたので、基本と書いてある本を読んでみました。⇒中学受験するしない?まだ子供は幼稚園児だけど夫と話し合ってみた

導入部に、基本的に「中学受験」に向かない子というのはいなくて、「する」か「しない」かは、親の覚悟が「あるか」「ないか」を問われるものとありました。

ドキドキしますね。

一読して少しは中学受験を理解できたものの、本当に4年生から塾に通う必要ってあるの?あれ???と思う内容も多い本でした。

中学受験基本のキ!の内容

中学受験に備えて子供を四大受験塾に通わせたい親向けのガイドブックと言えるでしょう。どの塾を選んだらよいか迷っているとき、短期講座を検討するときなどに役立つと思います。

初めて知りましたが、SAPIX・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミーという4つの塾をまとめて四大受験塾というらしいです。

ちなみに、男子御三家の開成・麻生・武蔵という中学校が…男子校である!ってことを初めて知りました。私は子供を共学に行かせるつもりです。いえ、学力もそこまでないかもしれませんが。

それで、中学受験に塾は不可欠と書いてあったのだけれど…

教室の合格実績はその塾の特別講座や模試を受けただけの人などなど色々がカウントされているのであまり参考にならないとありました。

既に四大受験塾に通っていて、わざわざ外部の短期講座や模試を受ける人は少ないだろうから…四大受験塾に通わずに受験する人もそれなりにいるってことじゃないのかな?

ということで、本当に書いてある通り塾に通う必要があるのかを考えながら読んでみました。

4年生から塾に通わせるのは無駄な気がする

中学受験対策は3年生の年末年始に入塾試験を受けて、4年生を目前の2月から塾通いがスタートです。各塾のカリキュラムとかも具体的に載っていたので目を通したのですが。

4年生:基礎作り

5年生:全分野の学習

このあたりって、わざわざ塾で習う必要ないのではないかしら?慣らしに半年ってありましたが…無駄が多くない?

中学受験をする場合、わずか10歳を過ぎたばかりの子が、遊びたいのを我慢しながら勉強していかなければなりません。それは本来、小学生に対して不自然なことを強いるものです。

P68-69

と書いてあります。だから集団塾に~と続くのですが、もっと短期決戦ではダメなのかしら。

塾に通わせる目的は受験専用の対策のはずです。「志望校特訓」は6年生から始まるようです。

各校の出題傾向を読んだところ、確かに経験が無いと親が入試対策をするのは難しそうな印象を受けました。特に男子御三家とか。

でも、我々親は少なくとも中学は卒業しているのだから、教科書にあるレベルの小学生の勉強くらい教えられるはずです。自宅で6年生になる頃までに小学生の内容を終わらせておけば、6年生からの入塾で十分な気がします。市販のハイクラス問題集も見てみましたが、特に教えるのに支障無さそうな?

塾では全てが成績上位者向けに作られているようなので、入塾対策をして6年の入塾テストを受け、上位クラスに入れなければ中学受験しない、でいいんじゃないかな。

親の本気度?

初めに中学受験は親の覚悟が問われるとあって、覚悟ね…と思いつつ読み進めていました。

そして、最後に書いてあったおすすめの併願校を見てビックリしました。

例えば開成を受験する場合の併願校含めた日程は…合格可能圏80%以上の場合、1/20 市川→1/22 渋谷幕張→2/1 開成→2/2渋谷渋谷②または聖光または栄光→2/3筑波大駒場→2/5攻玉社(特別)

えぇぇ!?こんなに受けさせるの?

私は大学受験だって国立私立1校ずつしか受けませんでした。本命1校、滑り止め1校って感じでした。

なのに、中学受験は本命1校、その他5校も受けるのね!開成だけがこんな併願じゃないですよ。他のもろもろの中学も凄い数の併願スケジュールがおすすめされていたのです!

私は学力が高ければ1校くらい中学受験させてみようかって感じでした。

信じられません。どうやら私は中学受験というものを舐めていたようです。これは確かに親の本気度が試される…

中学受験させる場合って、本当に本気なのですね!怖い!大学受験より本気っぽい!私はそこまで本気で子供に中学受験させるのはちょっと厳しいかなぁ…。

とりあえずやっておくこと

中学受験しなくてもためになる内容もありました。

低学年のうちに国語なら音読と黙読がスムーズに、算数なら計算がスピーディーにできるようになっておくと良いようです。

勉強時間は国語算数共に学年×10分。2教科それぞれなので、一般的な育児本の2倍の勉強時間が中学受験予定なら必要なのですね。

低学年の受験のための先どり学習が推奨されていないのは、9歳の壁があるからでしょう。

親子の会話が重要で、実経験を積ませておくのが大切みたい。目に入ったものに注目させるには「これって○○だよね」ときっかけを与える必要があるようです。美術館や博物館に下調べをして、親が面白がって一緒に見るというのも参考になりました。

あと面白かったのが読書感想文の書き方です。

1年生:あらすじを書く

2年生:上記+自分の気持ち

3年生:上記+主人公の気持ち

を書けると良いようです。

第一志望に合格できる生徒は全体の1/3らしいというデータも心に来ました。

もしも真剣に中学受験を検討するなら、小学3年生になった時に最新版を読み返したいと思っています。