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我慢の限界に達した子供のワガママが半日で劇的に収まった方法

4歳

息子のワガママが、4歳にしてとても酷くなっていました。

そのせいか、私は何も食べたくなくなり、何も楽しくなくなり、ひたすら憂鬱になってきました。これってうつ状態!?私ヤバい状態なんじゃないの!?

と、限界がきたほんの半日後に、憑き物が落ちたかのように子供の態度が変化しました。

あの超苦労して猛烈にストレスがたまった日々はなんだったのでしょう?

変化の切っ掛けとなった1日について書きます。

わがままの状態

コロコロと言うことを変えて、その度に自分の意見が通らないと大きな声を出したり泣いたり、親に対する口のきき方とは思えない口調での指図などが主でした。

例えば、朝からおやつの内容を決めて幼稚園に行っても、帰ってくると違う事をいいます。白玉団子は白玉粉を買ってないから作れないことを伝えると

「おかあさん!だめでしょ!なんで買ってないの!」大声をあげ始めます。「今すぐ買ってきて!」泣きわめいてドンッと押されたりします。

ちなみにうちでは私に手を上げたら手を叩くことにしています。だめでしょうとパシッと手を叩いたら更に大声で泣き叫ぶ…。

ここまで帰ってきて1分の出来事です。家に入る前に疲れます。

 

その後は、自分で着替えられるはずなのに着替えず、お母さんの着替えが終わってからね。というと「いますぐやってよ!ぬげないの!」ヒステリックに叫び始めます。睨んで足も踏み鳴らしながら「おかあさんダメでしょ!はやくしなさいよ!」。

その後も要るの要らないの、やるのやらないの、コロコロと言うことを変えながら延々と自己主張が続きます。

食べたいというから作ったメニューを一口も食べずに「おいしくなーい!ぼくたべなーい!」どうせけなされるからと、食べたいというものを作ってないと「なんで○〇じゃないの!僕○〇がいいっていった!」。

分岐点となった日

ずっと子供に合わせた生活をしてきましたが、限界なので子供に合わせてもらうことにしました

子供が帰ってきてから体が重くて仕方がないのでお昼寝することに。

一人にしてもらう

甘えん坊でトイレにすらついてくる息子に「お母さんはゆっくり寝たいの。別のお部屋で寝るね。」と宣言。

もちろん泣きわめきます。「ぼく一人は寂しいの!お母さんと同じ部屋に行く!」と言いますが、一緒の部屋だとほっぺを触りにきたり、上に乗ってきたり、おもちゃを載せられたりで全くゆっくりできないのは分かり切っています。

別部屋に移動してドアを閉めると、即開けられたので「おかあさんは一人で寝たいの!」珍しく大きな強い声を出したら大泣きして引っ込んでいきました。

少ししたらドアの向こうから「僕泣き止んだよ!」でも、無視して寝ます。その後も何度かドアの前で何か言ってたけれど、夢うつつです。

1時間半程眠ってから部屋に戻ると、「ぼく、おとなしくしてたよ♪」「泣いてないよ♪」と、久しぶりに少しの間は大声で叫んだりはしませんでした。

でも、自己主張はそのまま。自分の意見が言えるのは良い事なんだけど…ちょっと今は辛い。

親のペースに合わせてもらう

この日は「支援センター遊ばない!行かない!」と言われなければ、本当は子供を支援センターに遊ばせに行きつつ、帰りに本をとってくる予定でした。

いつもは外を歩くときは手をつないで、子供が立ち止まったら一緒に止まり、走り出したらスピードをあげていました。大体の方向があっていれば進む道も子供に選ばせていました。

でも、「いつもはお母さんがだい君の速さに合わせてるよね。今日はお母さんの速さに合わせてね?」と言って私に合わせてもらうことにしました。

子供が自分のペースで歩こうとするので、つないでいた手を離して先に進みます。子供は小走りで追いついてきて手をつなぐ。また遅くなって手を離す…「おかあさん!なんで手を離すの!」少し声が大きくなりました。

「だい君が遅いからだよ。おかあさんに合わせて欲しいな。」ちょっと頑張るものの、また遅れる。なんとか私のペースを守ろうとしながら図書館に到着です。

図書館に着いたら約束を守らせる

家を出る前に借りるだけで帰ると約束していました。

ところが。「支援センターで遊ぶ!」「ご本よむー!」と言い出します。

「ご本を借りるだけってお約束したよね。今日はお母さんに合わせてちょうだい。」「お家に帰ってから読もうね。ここでは選ぶだけだよ。」と言い聞かせます。

聞かないので「だいすけ!」と強めに名前を呼んだところ、大人しくなりました。帰りも行きと同じく私に合わせてもらいます。

何度も遅れて、そのたびに小走りで追いついてきます。「お母さんの速さに合わせるの大変だよね?お母さんはいつもだい君の速さに合わせてて大変だったよ。」とか会話しました。

我が出たら説明する

家に着くとすぐに「なにして遊ぶ!?」「これで遊ぼう!」と言われました。

「今日はお母さんに合わせて欲しいな。お母さんはご本が読みたいの。」というと「ご本ね!わかった!」と、子供用の本を持ってきます。それは私に合わせるとは言わない。

「お母さんはこのご本(子育て本)を読みたいな。」と言ったら、不満げでしたが引き下がりました。

リビングで読み始めたら…ひざの上に乗ってくる。椅子を回そうとする。後ろ側からよじ登って背中側に回り込んで椅子を揺らそうとする。全く落ち着いて読めないのでドア一枚隔てた部屋で読ませてもらいました。

夕飯前に話し合い

最もワガママが多いともいえる夕飯。

「おいしくなーい」

「たべたくなーい」

「にがーい」(本人的には不味いと同じ意味)

「僕○〇がいー」

夕飯が始まってからのワガママには一度も従ったことはなかったのですが、毎食のように言い続けていました。美味しいからまた作って!って言われたものを作っても、リクエストされたものを作っても同じです。

ということで、お夕食の前に正座させてお話です。

「(上に書いてあるようなこと)とか言うと、ご飯さんに失礼だよ?」

「お母さんせっかく作ったのにとっても悲しい。ご飯作るの嫌だなぁって思うの」

「もしも言うなら、だい君におかずは出したくないな。どうする?白米だけ食べる?」

言わないからおかずも食べるということで話はまとまりました。口いっぱいに詰め込んで「かみにくーい」とは言いましたが、上に書いたことは言わなくなりました。

添い寝もしない

必ず添い寝をして、ほとんどの日は子供が選んだ絵本を読みきかせていました。

それもこの日だけはキャンセル。

「寝室のふすまを開けておくから、一人で寝てね。」と言って私はリビングで本を読みました。

 

この半日を過ごしただけで改善しました

つらつらと書いてきましたが、この翌日からは大声をだして喚いたり泣いて駄々こねたり叩いたりすることが無くなりました。

何が効果的だったんだろう?

一番初めの別部屋で過ごした1時間半?

歩くスピードを合わせてもらって、合わせる側の体験をさせたこと?

お母さんもやりたいことがあるんだって分かったこと?

子供が幼稚園から帰ってきてから、こんなに自分がやりたいことをやりたいようにしたのは初めてかもしれません。

いつも 自分の時間=幼稚園の時間 だったので。

なんだか不思議な感じがしました。子供が一緒なのにこんなに自由でも大丈夫なんだ!?と新たな世界の扉を開いたような感じです。お母さんだからってあまり我慢せずに、もっと自分を出しても良かったのかな。

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